ガイドレット
視覚障害者用トイレ誘導ライン


トイレ入り口からの「ラスト3メートル」を誘導する

トイレの入口までは行ける。ただ、そこからトイレブースまで誘導する “トイレ内誘導”がほとんどなされていません。
トイレは全ての人にとって大切な場所。様々な経験、様々な事情を それぞれ持っています。誰もが少しでも快適に、素早く、安全に トイレブースまでたどり着けること。

施工は両面テープで貼り付けるだけ。通常のお掃除でご利用頂けます。


ガイドレットのバナー画像


求められているトイレ内誘導

近年、公共空間のバリアフリーが一般化している中、視覚障害者に対するトイレ環境の配慮として、トイレの入口からトイレブースまでを誘導する“トイレ内誘導”はほとんどなされていないため、トイレ内で迷い、困る経験をしている視覚障がい者も多くおられます。そして当事者の約62%の人は、トイレ内にも誘導敷設を必要とし、移動支援として役立つと考えられています。

2030年、視覚障害者人口は200万人(※)に達すると推定されています。それは、先天的な視覚障害ではなく、42%が緑内障や加齢黄斑変性・白内障といった加齢に伴い発症リスクが高まるものであるため、高齢化率の上昇に比例するからです。

視覚障害者の中には、常に同伴者と外出する人でも、トイレはプライバシーが守られる場であるため、トイレ内ではひとりで移動する人もおられます。トイレは「単独」になる場所です。そのため円滑な移動を支援する配慮が求められます。


※出典:日本眼科医会研究班:日本における視覚障害の社会的コスト.日本の眼科 2009; 80(6): 付録


イオンタウン茨木太田の多機能トイレで実際に設置した写真
トイレ内に点字ブロックは必要ですか?の回答グラフ。必要は62.1%トイレ内移動で困ることはありますか?の回答グラフ。困ると時々困るを合わせて88.5%

出典: 「移動方法からみた視覚障害者の施設内トイレ利用実態- 視覚障害者のユニバーサルデザイントイレ環境に関する研究 その2 -」/老田智美(大和大学), 田中直人(島根大学), 山崎 達也(錦城護謨), 日本建築学会大会学術講演梗概集, 2021.09



既存のトイレクッションフロアに張り付けるだけ。

施設や店舗で一般的に使用されている、トイレ用クッションフロアに両面テープで貼り付けるだけで、簡単に設置可能。
作業によるご利用者様の不便を短時間に解消することができる簡単施工です。

お手入れも通常の清掃業務でご使用することが可能で、特別な管理作業が発生しません。
また、素材はゴム素材のため、一般的な洗剤や水などへの耐久性もございます。



製品仕様

カラーバリエーションの画像。チャコールブラウン、チャコールグレー。 本体サイズ: D250×W50×H5mm
色展開: チャコールブラウン/チャコールグレー


アイコンデータの配布

アイコンデータの配布 ガイドレットのピクトグラム画像。 トイレドアへの掲示などへ活用できるアイコンデータを無料配布中。
どなたでもダウンロードしてご利用いただけます。
(zipファイルの中にeps・pngファイルが入っています)



開発チーム

田中直人 (島根大学 客員教授)
老田智美 (大和大学理工学部 講師)
錦城護謨株式会社 (歩導くん ガイドウェイ製造元)


資料請求・お見積もり・お問い合わせ

福祉製品に関するお問い合わせは、
お問い合わせはこちら ソーシャルイノベーション事業本部 バリアフリー推進課までお願いいたします。
また販売店を募集しておりますので、こちらもバリアフリー推進課へお問い合わせ下さい。



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